ACT  U  


ロキシー・ハート

ヴェルマ・ケリー




前奏曲


2幕は、1幕の始まりの曲をテンポ良くインストロメンタルで。
「あっ ここから盛り上がりそうな気がする」 とワクワクしました♪
次の映画になかった2曲は何故か全く記憶に残ってないんですよね(汗)


Mr.セロファン

 前ページの写真と同じ人とは思えませんが、この人がエイモスです。
 松村邦洋よりやや細いくらいの体型なのにちゃんと踊れるんですよぉ!
 映画のようなメイクや着替えはできないので、歌が始まる時に
 白い手袋をはめました。
 歌いながら足を軸に体をゆっくり斜めに倒して止め、戻る。結構大変〜
 曲の前半はちょっとペラペラっぽい声でかわいく歌い、後半に入って
 どんどん太い声に。
 いや〜、この人も歌ウマイじゃない!? 
 歌詞に「セロファン・・」が出たとき、客席から笑い声が(^ー^)



ところで、映画の中で女囚が1人絞首刑になりましたよね。
あのシーンはどうするんだろうって思っていたんです。
ステージ左のハシゴを上っていく女囚・・
一瞬でハシゴがステージ裏に消えたかと思ったら上からロープが落ちてきました!
ちょっとホッとしました(*´∇`*) 映画ではちょっと衝撃あったからね。

しかし、ダンサーの数が限られてるからしょうがないとはいえ、すぐ後のシーンでも出てきて元気一杯に
踊るのはどうかと思いますが?(笑)


ラズル・ダズル

裁判を控えてビリー・フリンが歌いました。
う〜ん、ビリーかっこいいわ・・ そしてステージもだんだんきらびやかになってきました!
やっぱりこの人、歌がうまいです!
ステージ上からキラキラがたくさん降ってきて 「うわ〜きれい!」あぁもう終わりだなぁ・・

歌が終わるとビリーは 「退場の音楽を!」
するとバンドが演奏してくれて彼はステージから消えて行きました・・


CLASS(お上品)

映画には入っていなかったけれど、ママとヴェルマの歌うこの曲なかなか良かったです。
ロキシーが無罪を勝ち取ったと同時に起きた新たな殺人事件・・、「一体モラルや”品”はどこへ
行ってしまったの?」と嘆く歌です。
歌詞は結構激しい事を言ってるんだけど、2人の歌がきれいでした。
映画 「CHICAGO」のサントラに入っているようですよ♪

この後 ヴェルマが 「退場の音楽を!」 バンドの軽快な演奏に乗って退場していきました・・


悲しきエイモス

「誰も私の写真を撮らなかった・・」 と悲しみとショックに暮れる妻に近寄る夫。
しかし 「子供なんていないのよ」と言い 再び 「誰も写真を・・」と悲しむロキシー。
自分は本当にお呼びじゃないのだなぁ と エイモスは肩を落として立ち去ろうとします。

「退場の音楽を!」 ・・・    しーん
な、な、なんと バンドまで彼の存在に気付いてくれないのですー!!
存在感のない自分に 音楽もなく早足で立ち去るエイモスにたくさんの拍手が送られました!







トッツィー??


そうそう、最後の方で どんなシーンだったかちゃんと覚えてないのですが・・
というのはあまりにその時の驚きが大きかったので・・
メアリー・サンシャインが何か叫んだと思ったら ガバッとカツラをとったんです!
お、おとこ・・!? 客席みんなが 「うそっ・・!」 上着を脱ぐとTシャツにサスペンダー。
あの胸板は立派な男性でした。 男の人だったんだぁー(汗)
トッツィーに似てると思った私は結構鋭かったかもです〜


エンディング

映画ではこの後 ロキシーが小さな店でオーディションを受けるシーンになりますが、その部分は抜きでそのまま2人のステージが始まります。
しかし2人とも最後まで黒衣装でしたねー。

フィナーレに向けてやっと手拍子が出ました! やっと深い溝が埋まったような喜びに満ちています♪
それまでステージで軽快に踊る姿をじーっと観ている客席、って感じで「ノリ悪いなぁー」という空気だったんだけど最後だけでも盛り上がって良かったです〜
最後はステージから客席に向かって薔薇(造花)が投げられ、1本私の膝に落ちたのでもらいました♪
アンコール(カーテンコール?)はナシです。


最後に

私は 映画の 「CHICAGO」が好きで好きで 3回も観てからこの”ミュージカル”に臨んだので、
ちょっとだけ失敗だったかなぁーと思っています。
映画の中で 「ウリ」になっていた場面で客席から笑いが起こった時は特に。
もちろん映画にはなかった演出は数々あって それは私も楽しませてもらったのだけど、やっぱり真っ白な状態で観るべきだったなぁという気持ちは強いです。
ミュージカル「CHICAGO」はこの時期に上演されるのは運がいいやら悪いやらですよね。
映画の評判で観たい人が増えたと思うけれど、どうしても映画の派手さが頭に残っていて「生」が地味に見えてしまう。
「べつもの」と考えるって事はできないので生の雰囲気を感じた、という所で納得しています。
みなさん歌は本当に上手かったので、聞き応えバッチリでしたよ!




 CHICAGO TOP   ACT T 

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