ACT  T  

 2003. May 29 Thu. 2:00 p.m.  at 赤坂ACTシアター


ロキシー・ハート役 エマ・クリフォード
ROXIE

ヴェルマ・ケリー役 リサ・モンドール
VELMA

ビリー・フリン役 マーティ・ペロウ
BILLY

エイモス・ハート役 マーティン・キャラガン
AMOS

マトロン・’ママ’・モートン役 デブラ・マイケルズ
MAMA

メアリー・サンシャイン役 モーガン・クロウリー
SUNSHINE




ステージ


ステージは黒。 両脇に黒いハシゴがあり、うまく工夫して使われてました。
バンドはステージ上奥にこっちを向いて立体的に設置、真ん中にいる指揮者も後の方でちょっとだけ劇に参加してました。


オープニング

いきなりの「All That Jazz」でダンサー総出演! 衣装が全て黒で地味なイメージかも。
うーん、どうしてもきらびやかな映画を観た後では物足りない気分になってしまうなぁ
終わりの頃にロキシーが登場、
映画では「店の関係者に紹介してやる」という話が嘘だったという事で殺人事件になりますが、
こちらはそういう話はありませんでした。
ただの別れ話で ロキシーが捨てられそうになってピストルをぶっ放します!
夫のエイモスが警察の書類にサインする中、ステージ右のハシゴに上ったロキシーが「Funny Honey」を歌う・・。 このエイモス、映画と違ってかなりのおデブさん、やはりパッとしない感じ(笑)


刑務所へ

刑務所へ入ってすぐに女囚人たちの「Cell Block Tango」がスタート!
ダンスは地味系だけど歌は映画と同じように迫力あるもので、ちょっと満足♪
ここらへんで、違和感の正体がわかった! ロキシーとヴェルマの髪の色が映画と逆なんだ!!

続いてすぐに女看守長”ママ”が現れ「When You're Good To Mama」 なんだけど・・
この人、歌はウマイのに残念だわぁ。黒のパンツスーツを着ているだけ。 踊るわけでもない。
映画の中のクイーン・ラティファがあの圧倒的なインパクトだっただけにかなり薄味な印象です。






ビリー・フリン

ミュージカルCHICAGOのビリー弁護士はちょっとかわいい系でオチャメな感じ♪
女たちが艶やかにビリーを取り巻き、ここでやっとステージ上も明るくなった気分です。
大きな羽を色々な使い方をしてビリーを引き立てるステージを見て、「来てよかったぁ」と思えました!

このビリー・フリン、歌がものすっごく上手なんです! 声量もかなりのものだし声が良く伸びます。
やはりリチャード・ギアのあの役はキャラは良くても歌はかわいそうでしたね。


サンシャイン女史

ここで映画になかった メアリー・サンシャインの歌が入ります。彼女は金髪のカツラを被って出ていて、なんだか「トッツィー」に似てる気がしてちょっと笑えました♪
キャラ的にはすぐに人を信じてしまう素直なオバチャン、って感じかな。


同時に銃に手を!

残念ながら腹話術用のメイクはなかったけれど(笑)やってくれました!
このシーンが始まって笑う人がちらほらいたという事は、映画を観てない人が結構いるんですねぇ。
表情も作って人形っぽく動いてましたが、レニー・ゼルウィガーの方が断然上手!
メイクの差はあれど レニーの方が人形になりきった動きだ〜と思いましたね。でもこのシーンは楽しくてよかったです!


捨て身のヴェルマ

自分の事が全く記事にならなくなったヴェルマがロキシーに「ここを出たら一緒にやろう」と誘うシーン。
このダンスは注目していたんですよ! シラーッとするロキシーの前で踊りだすヴェルマ・・
あれっ、そんなもんですか・・? ここはもっとすごいダンスになるかと思ってたのにぃ
ダイナミックさもないように感じるし、カメラで撮ることによってこんなに違うのかなぁ。
私にはキャサリン・ゼタ=ジョーンズが「やっぱりすごかったんだ・・」と思えました。
ステージのダンスはもしかしたら難しい事したのかもしれないけど、素人にはわかりませんでした(^^;


ACT T 終了

ここで、例の大金持ちの娘の「夫と女殺し」に話題を持っていかれてしまう!
ヴェルマとロキシーが2人で一番大切なのは自分 みたいな歌を歌ったところでとりあえずの幕です。
ん〜、なんだかステージと客席の距離を感じますねぇ。。 なんだろうこの溝は。
出演者たちももっと客席に向けて盛り上げてくれればいいのに、そして客席もどうして手拍子とか出ないかなぁ・・ なんとなくじっくり眺めているような空気が漂っていました。



 CHICAGO TOP   ACT U 



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