ポール・マッカートニー ワールドツアー最終日

2002年 11月 18日 月曜日  大阪ドームにて


< 往路 >

3時半 出発  友達のビートルで大阪へ向かいます。 まずは東名阪に乗る。 順調!
2回目の渋滞で 「9キロ」 という文字を見つけ、一瞬嫌な空気が流れる・・ 
出発して1時間くらいはかなり余裕だったのに9キロを含む数回の渋滞で完全にペースを乱されていきます。
が、まだポールのCDで 「ジェット!」叫ぶ練習はできますぞ♪

国道から再び有料道路に乗る頃には 「ちょっとヤバイんじゃないか」 というセリフがついに口から出て
でも前向きに行こうよ! とお互いを元気付けていました。 しかし恐怖は突然です。
ネット検索で現地の地図やパーキング情報などをプリントしてきた友達に
乗り継ぎについて質問すると 「さあ・・」 !!  えーっ

嫌な空気が本格的に流れ、私は携帯を手にとりました。
大阪在住 HN「烏賊」クンに電話。 阪神高速から大阪ドームにはどう行くの〜?
烏賊クン本当に親切! 調べて 「ある所で高速を早めに下りて車をパーキングに入れ
そこからタクシーでドームに行く方が良い」 と教えてくれたんです!

言われた通りに駐車場に入れ、タクシーをなんとか見つけて転がり込む。 もう7時!
市内の渋滞もあるだろうし、いったいどのくらいかかるのか、と
「すいません、ドームまで今どのくらいかかりますか」
運転手 「よじかーーん♪」  プチッ!! (血管ついに切れる)

ここは大阪だからとりあえずボケてるんだとわかってはいても腹が立つ。
「ちょっとおじさんいい加減にしてよ!!」 「シャレにならんって!」
2人の怒号はおじさんをビビらすには十分であった・・ 「10分か15分です・・」

ドームに着いて階段を駆け上がるオンナ2人、ついに入り口へ!
荷物検査が厳しいと聞いていたけど既に7時10分を過ぎているせいか口頭のみ。
「カメラなどはいってませんか」 「はいってません!」 「どうぞ」
ドームの外の様子を撮影しようと完璧に仕込んできたデジカメは
どうせ時間ないし、走りやすいようにと車に置いてきたの(涙)
我慢していたトイレを済ませ、ヒィヒィと席に着いたらパフォーマンスがスタート。 ナイス!!


< ポール!! >

「ハロー・グッバイ」 が始まった瞬間、叫び声と共に涙がドバーッと流れて止まらなくなりました。
この曲、特に好きなんです。 それに本物のポール!
2曲目は 「ジェット」 練習のかいがありました。

ドラムの人、かなり太めな方なんですが、激しい曲の時には
大きな蛸が暴れているみたいに迫力があってコミカルでした♪

そしてジョージの追悼に 「サムシング」 です。 ジョージはウクレレが大好きで、
家に食事に行くと必ず食後にウクレレが出てくるとか。
そして 「ウクレレ弾くかい?」 ってなことを言っていたとか。

「サムシング」 ウクレレバージョンです。 これは泣けました。

その後もどんどん歌い続け、アンコールを含めて3時間弱、ポールは歌ってくれました。
特に休憩もなし、アンコールもTシャツを着替えただけで出て来てくれました。 還暦とは思えません!


< スタンド席 >

私と友達はライブなんかではめいっぱい楽しむタチです。
でも周りのお客さんたち、手拍子もしない人が多く、曲の後の拍手のみ。
最後まで立ち上がることもなく 「楽しいの?」 と聞きたくなります。。
ライブというものはそれぞれの楽しみ方をすればいいと思います。 が、あんなに冷静でいられるものかねえ
だってビートルズにいたポールがそこで歌ってるんですよ!?
アリーナの後ろの方ならココの席の方がいいね と言っていた我々も
あまりの周りの落ち着き具合に 「やっぱりスタンド席はこうなのか・・」 とちょっとがっくり。 



< 復路 >

19時半にスタートしたコンサートは 22時15分くらいに終わりました。
ポール、本当にありがとう 来てよかった・・・

さて、駐車場まで戻ると23時に。 帰りは私が運転します。
ね 眠い・・ (=_=) 

さすがに「BACK IN THE U.S.S.R」で大騒ぎすると疲れる。
私は意外に高速運転が苦手です。 ま・・来るとき程焦ってないから♪
と言っていたら工事渋滞 (結構キョーレツ)  勘弁しちくりぃ〜

途中休憩も挟むけど早く帰りたい事情もあるしなぁ  がんばろう。
しゃべっていないと眠ってしまいそう、ということで意味もない事をしゃべり続け
最後の方はお互いのゴミ出し日を教えあったりしてました(苦笑)
私が部屋にたどり着いたのはAM2時15分でした。。
地元に戻ってみると 「本当にさっき大阪にいたんだろうか」 と不思議な気持ちになりますね。


ところで ツアー最終日ということで 「何かがあるんじゃないか」 とよく聞きましたが
 なーーんにもありませんでした! アンコールを1回余分にやるかと思ったけれどなかったし・・
最後の 「ジ・エンド」 は悲しかったなぁ


最後になりましたが、知らない土地に来るのに全く予習をしなかった私たち、
無事に大阪ドームに着けたのは 烏賊クンあなたのお蔭です!!
本当にありがとうございました! 持つべきものは友達♪ (だよね?)

こういうライブを見ると 今更ながらジョンがこの世にいないことが悔やまれます。。



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